車とカッティングシート
様々な車に使われるカッティングシート
車とカッティングシートは、一言でいうと「相性がいい」と言えるでしょう。好きなデザインのカッティングシートを安価で購入できるところから、車の装飾用に個人購入してアレンジを楽しむ人は大変多いです。カッティングシートの有効性は、個人用にとどまらず商用で色々な車に利用されているところからも十分にうかがい知ることが出来ます。
例えば、出前の車、営業用カーは最もスタンダードな車のカッティングシートの利用例です。会社名や店名の車への入れ込みを、文字だけでなくデザインまで、ペイントやスプレーの手間も費用も塗り替えのリスクも無くカッティングシートは実現してくれます。水の強いのも用途に適している部分です。
いま街中でよく見かけることがある、バスや宣伝カーが丸ごと広告になったラッピングカーは、車におけるカッティングシート利用の良い例になります。期間限定で全面を演出するには最適なツールであるといえるでしょう。
レーシングカーの装飾や、スポンサー名のステッカーにもカッティングシートは有効利用されています。スポンサーの参加徹底にも臨機応変に対応できるのが良いところです。レーシングカーの過酷な条件に耐えうる素材、という点でもカッティングシートの実力は示されているといえるでしょう。
車用のカッティングシートと言えば?
車の外側に貼る用途で売られているカッティングシートはたくさんあります。ロゴやイラストをカッティングしたカッティングシートも、ネットならボタンひとつで安価で手に入れることができます。しかし、そのネットショップも非常に多く、さて、車用のカッティングシートはどこで扱っているどれが良いのかな?という部分で迷ってしまうものです。
車用のカッティングシートと言って一口で答えは出ないものですが、まずは屋外用の耐候性の高いものが良いことは間違いありません。そして、できれば曲面使用に適したタイプを使うほうが貼る場所を選ばず失敗無く貼り付けができるでしょう。値段が安いものや「素材を売る」ではなく「デザインを切りぬきますよ」というのがメインのお店では、カッティングシートが屋内用であったり、曲面使用に適していなかったりする場合もありますので注意が必要です。
その耐久性と差対への取付適性から車用のカッティングシート素材として名前を挙げておきたいのは、住友3Mのスコッチカルシリーズの屋外用と、ドイツのオラフォル社から出ているORACAL751・551あたりでしょう。
痛車とカッティングシート
車にステッカー装飾を施したいと考えている人は、オタクの殿堂コミックマーケットなどに足を運ぶと、痛車という車からカッティングシートの貼り方を学ぶことができるかもしれません。
痛車(いたしゃ)とは、イタリア車の略であるイタ車をもじったもので、アニメやゲーム、いわゆるオタク領域のもので装飾された車を指します。強者は塗装を施したりをするのですが、痛車の半分はその利便性・取り替えの容易さ・コストパフォーマンスからカッティングシートをキャラクターのシルエットに切りぬいて貼りつける方法を用いています。
痛車においては受け狙いでフォルム・バランスを重視しないものがほとんどなのですが、稀には走り屋風の洗練されたデザインで痛車を仕上げる人もいます。オタクの中にはアート分野に長けた人も多くいますので、ジャンルはまったく異なれど、走り屋が痛車からカッティングシート貼りの極意を見極める、何てことも無きにしもあらずではないでしょうか?
カーボン調はなぜ車装飾に人気があるか
カッティングシートには色々な柄のものがあるのですが、中でもカーボン調のものは車の内装、例えばシフトパネル、センターパネル、シフトノブなどに好んで利用されます。さて、カッティングシート装飾の中でもカーボン調のものが車に良く使われるのはどういった理由からなのでしょうか?
見た目のシックさと言う部分でカーボンは非常に魅力的な装飾となることは間違いないですが、そもそもがリアルカーボンを用いたパーツは高価という前提がありますから、カッティングシートのカーボン調のもので車内を飾れば、高級感が演出できると言う大きな要因があります。
カーボンはその名の示すとおり炭素を原料とした素材で、金属疲労も無く耐久性が高い上に軽量と言う利点がある為、車のいろいろなパーツでカーボン製のものが出されています。反面値段が高いのがネックで、ゆえにカーボンは高級感を出しやすいあいt目うとなっていると私は思います。
雰囲気を味わいたいということであれば、カッティングシートは非常に便利なアイテムです。カーボン調のシートで格好良くアレンジして、カーライフをエンジョイしましょう。
車に人気の黒木目調カッティングシート
車愛好家の間で、カーボン調と並んで内装に愛用されているのが、黒木目調のカッティングシートです。黒木目とカッティングシートというキーワードで検索をかけると、色々な車の内装にカッティングシートを施した体験談や写真が見られます。
主に車によく用いられる黒木目カッティングシートはタニダのフレックスフィルムの「バードアイ」という種類です。50cm角のものが、お店によりますが2000円しないで購入できます。
このタニダ製のカッティングシートは元々がそれほど伸縮性が無いようですが、他のカッティングシート装飾の場合と同じくストーブやドライヤーで熱を加えてやると、伸びて曲面にフィットします。ただし、伸ばしすぎると表面が凸凹になってかえってうまく貼れなくなってしまうという体験談も見られます。
物がカッティングシートだけに、万一失敗しても剥がして再チャレンジが出来るのが便利なところです。車の内装に飽きを感じたら、一度試してみるのも良いでしょう。
ペットのシルエットを車に貼ろう!
いまや車の装飾でスタンダードとなっているカッティングシートですが、色々な業者が面白いアイデアで商売をしています。そのうちのひとつが車に貼る。ペットの名前とシルエットのカッティングシート販売です。ペットを車に乗せての移動が多い人などは注目です。
その業者の販売するカッティングシート商品は、上段に「DOG ON BOARD」、真ん中に犬のシルエット、下段に「MIX」「POODLE」など、犬種が入っています。車に貼るカッティングシートは、インターネットなどでオリジナルのものが簡単に作れますから、ペットのデザインにおいても自作は可能です。しかし、こういったある程度のパターンを用意してくれているものは、デザインが苦手な人にとってはありがたく、十分需要が見込める商売であるといえます。
この車用カッティングシートのペット用デザインのものが出ているサイトは「LOGO PLUS」で検索すると出てくると思います。他にもカッティングシート関連の商品紹介がございますから、気になったら探してみてはいかがでしょう。
カッティングシート貼りの参考に!「痛車ろーど」
カッティングシートの利用範囲は非常に広く、最近ではアニメキャラクターなどで車をデコレーションする「痛車」なるものにも用いられています。ここではカッティングシートを痛車装飾に使用する際に参考になる本をご紹介したいと思います。
カッティングシート装飾の参考となるその本の名は、「痛車ろーど」です。この本では、なんと130台もの痛車を紹介しています。痛車世界がこうして本として出版されているということは、痛車の文化を知らしめることが商売として成り立つと判断されたからに他なりません。大げさに言えば、痛車が文化として認識をされつつあることの現われと呼べなくも無いでしょう。
さて、話は戻りますが、この本に載っている痛車を見るだけでもカッティングシート装飾の参考になること間違いなしですが、さらに「はじめての痛車づくり」というコーナーではカッティングシートの作り方・貼り方が解説されています。
痛車世界の住人でなくても、カッティングシート装飾の参考に立ち読み程度はしたい本ですね。
カッティングシート加工の象徴:フリートマーキング
加工カッティングシートの粋が見られる最も顕著な例として、フリートマーキングというものがあります。加工カッティングシートとフリートマーキングという用語、どのようなつながりがあるのでしょうか?
フリートマーキングとはアメリカ3M社による造語で、企業の輸送機器を媒体とした視覚的経営戦略を指します。これをごく端的に言い換えると、車に加工したカッティングシートで企業の宣伝を施すことになります。車におけるカッティングシート加工は耐久性・コスト・期間と、あらゆる面でその有用性が証明されていますので、フリートマーキングは現在非常に脚光を浴びている広告戦略です。
フリートマーキングにおいて重要なのはカッティングシートの弱点とも呼べる色彩なのですが、加工してもカッティングシート自体には基本的には色は載りません。そこで使われているのが3M社のスコッチプリントという、専用の機械でインクジェットなどと同じように出力が出来る素材をつかいます。
街中で見かけるラッピングカーなども、フリートマーキングの一環と言えるでしょう。
インパネにカッティングシート装飾
車のインパネは、最も目に付きやすく、カッティングシートで様々な装飾をする人が多い場所でもあります。インパネが車にくっついた状態ではカッティングシートが細かいとことまで貼り切れずに汚くなってしまい。耐久性もなくなってしまうので、インパネにカッティングシートを貼るときには、まずインパネを車から外すところから作業を始めなければなりません。
インパネのはずし方は、例えば「AUTO GALLERY NET」というサイトに、車種別に詳しく載っているので、参考にしてみてください。いずれにしても注意するのは留めてあるツメを折らないことと、配線がつながっている場合はその点も頭に入れて作業することです。
インパネの取り外しさえ出来てしまえば、後はカッティングシートを貼って元通りに装着するだけで、装飾は完了です。装飾に関してはインターネットに写真つきでたくさんの参考資料が出ていますので、色々情報を集めてからチャレンジしましょう!!