カッティングシートとは?
カッティングシートとは?
街中を走る車のボディに、かっこいいロゴが入っていたりするのを見たことが、一度はあると思います。いまは、カッティングシートと言うもので、簡単に文字やイラストの装飾をほどこすことができます。
カッティングシートとは透明なシートに文字やイラストを印刷したものではなく、シートをデザイン通りに切り抜いたものです。カッティングシートは車の装飾や、店舗のガラス面に文字を入れたり、看板の文字として使用したりする用途が多く、カッティングシート登場以前の書き文字よりも値段・難易度・耐久性ともに優れている為、現在では非常に広く普及しています。
カッティングシートはインターネットとイラストレーターなどのソフトの普及により、オンラインで発注を完了することができ、さらに自由度が高く、インターネット上での個人向け販売も行われています。現在では個人用途から業務用途まで、非常に幅広い活躍の場を持っている装飾素材となっています。
看板に利用されるカッティングシート
お店の宣伝の入った大きな看板、行き先を示す電飾看板・・・ 。現在、そういったもののデザインや文字を入れるのに、カッティングシートが使用されているケースが非常に多くなってきています。特に、看板にかかるコストを一円でも安くしたい個人事業主さんなどには、カッティングシートはコスト面で非常に利点が多いのです。
まずは、カッティングシートは単純に書き文字などよりも値段が安いことがポイントです。また、デザインさえ決まっていれば機械での出力になるので、納期も手書きなどのものよりもぐっと早くなります。そして次に書くのが大きなポイントですが、カッティングシートはコツさえつかめれば自分で貼ることが可能ですので、実質その部分の人件費をカットすることが可能なのです。もし業者に貼り付けを頼んだとしても、二日三日という期間は必要としませんので、割安であることは間違いありません。看板の内容を変えたいときには、カッティングシートを貼りかえるだけですから、はがしと清掃には時間と費用がかかるにしても、看板を取り替えたりする費用には及びません。
看板の素材が一定であっても、カッティングシート自体の素材は種類豊富となっており、チョイス次第で宣伝効果についてもプラスが望めます。看板の掲出や書き換えをお考えのかたは、是非カッティングシート導入を検討してみてください。
サインに使われるカッティングシート
耐久性・コスト・手間の観点からサイン看板などの文字・デザインにもかなり多く利用されているのがカッティングシートです。一口にカッティングシートといっても今や色々なラインナップがある中、サインにはどのようなカッティングシートが使われているのでしょうか?
サインは主に屋外にあることが多いため、カッティングシートは屋外用のものが使われることが多いです。屋外用のカッティングシートは屋内用のカッティングシートに比べ、耐久性と色持ちに優れています。
電飾サインでよく使われるカッティングシートは、透明や乳白色のものです。光を透過させることにより電飾の光を有効に演出に利用することができます。また、その逆にまったく光を透過しないカッティングシートを利用して、抜き文字で文字を浮き立たせるようなサインの演出方法も用いられます。
街中や店頭で見かけるサインを注意深く見てみると、いろいろな種類・いろいろな工夫のカッティングシートの利用が見られるはずです。
カッティングシートの製作工程
車・インテリアなど個人用途から、サイン・窓ガラス装飾などの業務用途まで幅広く利用されるカッティングシートですが、例えば車に貼るロゴステッカーの製作を依頼し、出来るまでの行程はどのようになっているのでしょうか?ここで、簡単にご紹介をしたいと思います。
まず、カッティングシートの注文が入ると当然ですがデータの製作が一番初めに行われます。データはイラストレータなどのベクトルデータを製作するソフトで作られ、注文主がそういったソフトのデータでデザインを入稿すれば、そのデザインそのものから形を起こすことが出来ます。
次のカッティングシート製作工程は出力で、出力とカットは専用のプリンターで自動的に行われます。カットが済んだらデータ部分以外のシートを取り外し、カスを取り除きます。この作業は思いのほか重要で、後で句点が足りない、などといった細かいミスが発生しないように入念に慎重に行われます。
シートの切抜きが完全に出来たら、任意のところに貼れるようにするため、転写用のアプリケーションフィルムを貼って完成で、出荷できる状態になります。
貼るのも簡単、作るのも機械任せな部分はありますが、細かい作業が完成度の高いカッティングシート製作を実現しています。
カッティングシートとプリントステッカーの違い
例えば、車にロゴマークの入ったシールを貼りたいと思ったとき、インターネットを検索するとカッティングシートとプリントステッカーというものが出てくると思います。どちらも「手軽に貼りつけられて小ロットの製造が可能」なのですが、さて、カッティングシートとプリントステッカーはどのように使い分けするものでしょうか?
カッティングシートはその言葉通り、カッティングを前提としたシートで、シート上に文字をプリントするので無く、文字やデザインの形に粘着性のある塩ビなどのシートを切り抜いて使います。文字やロゴを、デザイン部分のみ立体感を持たせた装飾が可能となります。
対してプリントステッカーは、シートにインクジェットなどで模様を印刷したものです。基本的に素材自体はカッティングシートと同様か表面にプリントはややあせやすいのですが、ラミネートをすることで対候性を高める場合がほとんどです。カッティングシートのように切り文字の仕様にはできませんが、プリントで色を載せるため、二色以上の自由な色使いが可能です。
カッティングシートとプリントステッカー、特徴を活かして自由に装飾を楽しみましょう。
カッティングシートが塗装に変わって用いられるようになったわけ
カッティングシート装飾は看板・車体装飾などにおいて、塗装にとって変わる方法として現在では非常に多方面で利用されています。カッティングシートが現在塗装に取って変わる地位にあるのは、明確な理由が存在します。
ひとつは、カッティングシートの方が塗装よりも長持ちをするからです。カッティングシートはシートそのものに色があり、塗装のように退色や剥がれがありません初期費用として塗装のほうが安く上がるとしても、最終的にはコストパフォーマンスが高い結果となります。
もうひとつの理由は、施工期間の短さです。塗装は乾く時間と塗装自体の作業時間がかかりますので、車の塗装などでは車が利用できないなどということにもなります。その点カッティングシートは一言で言えば貼るだけなので、水を使わずに貼る方法であれば貼り終わってすぐに使用開始できます。
このような明確な理由から、カッティングシートは現在塗装にかわる手段としてここまで広まっているのです。